日本の子育て世帯に人気の地域に住んでいたら避けては通れない、保活や保育園待機児童問題。
私も以前はベッドタウンに住んでいたことがあり、保活を妊娠中から始めたりと大変だったことを記憶しています。
この待機児童問題、異国のドイツは大丈夫だろうと呑気に思っていましたが、ドイツでも保育園の待機児童問題は深刻です…
今回は、「ドイツ駐在・移住先で保育園や幼稚園の情報が見つからず不安…」そんな方に向けて、現地での実体験を交えながら制度・待機児童・リアルな日常までまとめました。
今後ドイツに住まれる予定の方はぜひ参考にされてくださいね。
ドイツの保育園・幼稚園制度の基本

ドイツでは、子どもの年齢や目的によって施設名や区分が変わります。
- Kita(キタ):0歳〜6歳前後までの子どもを預かる総称施設
- Kindergarten(キンダーガルテン):主に3〜6歳対象
- Kinderkrippe(キンダークリッペ):0〜3歳対象施設
※地域によって呼び方や制度の細部は変わりますが、現地でこの3つが基本です。
入園までの流れと待機児童の実情
住民登録後に市役所(Jugendamt)や保育園に申し込みをしても、待機児童になるケースが多いのがドイツの現状です。
特に都市部や人気エリアでは、空きが出るまで数か月〜1年以上待つこともあり、地域差もあります。
そのため、早めの申し込みや地域コミュニティでの情報収集が重要です。
お子様を現地の保育園・幼稚園に入れることをお考えの方は、掲示板やSNS等で、住む予定の場所で実際に現地園に行かれている方と繋がれるようであれば繋がり、
など、予め日本にいる間にできることは早めに確認を進めておかれることをおすすめします。
入園のコツと選択肢
①決定権者へ直接コンタクトを取る

私たちは現地で担当者情報を得て直接メールを送り何度か交渉をしたことで、渡航後2ヶ月後には、空きが出た園に入園できたという実体験があります。
一度の連絡で返信がない場合は、何度かリマインドメールを送ってみる等、自分自身から主張をしていきましょう。
ドイツニュースダイジェストの記事にもありますが、
しっかりと強めに主張をしないと動いてもらえないのがドイツという国です(笑)
②保育ママ(Tagesmutter)や小規模園(Kinderkrippe)

3歳未満であれば「Tagesmutter」や「Kinderkrippe」という別の選択肢もあります。
「Tagesmutter」とは、日本語でいうと「保育ママ」。
保育士や幼稚園教諭のような専門職の資格とは異なるもので、
育児の好きな女性が一定の研修を経て、自治体からの認定を受けて自宅で乳幼児を預かる保育事業の1つです。
「Kinderkrippe」は、0歳児から3歳児までの保育園です。
もしお子様が3歳以下と小さい場合は、「Tagesmutter」や「Kinderkrippe」を利用してみても良いかもしれません。
日本とのリアルな違い(体験談)
①保育時間と柔軟性の違い
日本の延長保育の感覚とは異なり、保育時間が短い園が多数です。仕事をしていない家庭は14時〜14時半まで、仕事をしている家庭でも16時までにお迎えと、日本に比べると保育時間が急激に減ります。
ドイツで共働きしている方は、どんなスタイルで仕事をされているのか逆に不思議に思うほど!そのため、仕事との両立には工夫が必要と感じました。
②外遊びが中心
ドイツの園では、雨でも外に出る日があるほど、自然との関わり重視の文化が根付いています。
自然と触れ合う機会が多くなるのは、子供にとっても良い経験になっていると日々感じます。
③行事がシンプル
運動会や発表会のようなイベントは日本ほど盛大ではなく、子どもの自発性や日常生活を大切にする傾向が強いです。
卒園の際も、日本のようにしっかりとした卒園式というものがなく、夏休み前の園のイベントの中であっさりと終了したことに驚きました。
④言葉が話せなくてもなんとかなる!
親としては、入園当初は言葉が不安なものですが、子どもの適応力と周囲のサポートで乗り越えられる場面が多かったです。
通わせて感じたメリット・デメリット
以下実際に現地幼稚園に通わせてみて感じるメリットとデメリットです。これから現地園に通わせたいとお考えの方の参考になれば幸いです。
メリット
デメリット
まとめ:ドイツの保育・幼稚園は“情報戦”と“リアル体験”が鍵
今回は、現地での実体験を交えながら制度・待機児童・リアルな日常についてまとめさせていただきました。
制度や待機だけでなく、日々の生活感や文化の違いまで知ることで、ドイツでの子育てはぐっと楽になります。
この記事が、これから現地園に通わせたい少しでも参考になれば嬉しいです!


