0歳児を連れてのドイツへの引っ越し、
予防接種もたくさん打たないといけない時期で、
「どうしたらいいんだろう?」と迷われる方も多いかと思います。
私もその1人で、かかりつけのお医者さんに相談したり、友人に相談しながら、何とか渡航前の0歳児の予防接種を進めました。
今回は渡航前に一番大変だった、
「ドイツ渡航前の0歳児の健診&予防接種」についてまとめました。
渡航前に日本で出産をされ、出産後に渡航をされるという同じ境遇の方がいらっしゃれば、予防接種スケジュール等ぜひ参考にされてください。
0歳児の渡航までの健診〜予防接種スケジュール

我が家は、子供が生後3ヶ月の際に日本からドイツへ渡航しました。
以下生後3ヶ月の際にドイツへ渡航をする場合の健診〜予防接種スケジュールをまとめています。
1ヶ月健診
出産した産院を退院するときに、
健診日時を指定して案内されました。
生後34日目に実施をしていただき、健診は有料で1万円実費負担でした。
2ヶ月健診
出産した産院で2ヶ月健診もやっているとのことだったので、同じ場所で検診を受けたかったのですが、人気すぎて全然予約が取れず断念…。
断念していたところで、市から予防接種の案内と一緒に4ヶ月健診の案内が来たため資料を確認したところ、近年開始された「子育て応援給付金面談のお知らせ」についての書類も同梱されていました。
今回、4ヶ月健診を受ける月齢よりも前にドイツへ渡航するため、「健診が受けられなくても面談を早めて給付を受けることができるか?」と確認したところ、健診&面談を早めて実施すれば給付を受けられるとのことでした。
また、ついでに4ヶ月健診も早めて体重や身長等も測ってくださるとのことで、無料で2ヶ月健診も受けることができました。
渡航前に現在の発達状況を見てもらい、渡航にあたっての不安も相談できたので本当に良かったです。
この「子育て応援給付金面談」、通常は4ヶ月健診と一緒に実施がされるものなので、もし私のように赤ちゃんが4ヶ月よりも前に海外へ渡航をされる方は、案内が届き次第、電話で相談をすれば、給付対象となり面談を早めていただける可能性もありますので、ぜひ一度相談されてください。(子育て世帯にとって、5万円の給付がいただけるのはとってもありがたい制度だと思うので、ぜひ使える制度は使ってくださいね…!)
予防接種

初めてのドイツ、渡航後はドイツ語もままならない中で、予防接種をすぐに進めるのは結構大変だろうなということを予想し、「ドイツ渡航前にできるだけ予防接種を済ませたい!」と思った私は、かかりつけの病院に相談をし、接種が可能なものは日本で接種をしたいと相談。
相談をしたおかげで、大半の予防接種は日本で済ませてから渡航することができました。
予約については、以下の方法で進めました。
▶︎Step1:市から予防接種の案内が届いたら、すぐにかかりつけの病院に連絡
過去にドイツに住んだことのあった知り合いに相談をしたところ、「予防接種はできるだけ日本で打っていった方が良い」、そして「BCGはドイツには無いので打って行ったほうが良い」という助言をもらいました。
そのため、予防接種の案内が届き次第、すぐにかかりつけの病院に電話し、
上記2点を受付の方に伝えました。
受付の方に要望を伝えると、お医者さんに相談をし、特例のスケジュールで予防接種計画を立ててくださりました。
お医者さんが打っても良いと判断した方だけに適用する最短の特例スケジュールだそうなので、要望を伝えていなかったら通常スケジュールで予防接種の案内されていたと思います…。
渡航前にできる限り日本で予防接種を済ませたい方は、予防接種の案内が届いたら速やかにかかりつけの病院に電話をし、「渡航予定日」と、「できるだけ日本で打ってから渡航をしたい旨」を伝え相談してみてください。
▶︎Step2:病院の先生にスケジュールを組んでもらう
Step1の要望を伝えると、お医者さんがその渡航日までに合わせて最適なスケジュールを組んでくださります。(病院によるかもしれないので、もし組んでいただけなかったら、スケジュールを組んで欲しい旨をお医者さんにお伝えすると良いかと思います!)
病院で組んでいただいたスケジュールと自分のスケジュールとを合わせて接種日を確定しました。
子どもたちが通っているかかりつけの病院では、接種後に万が一何か異常が起きた場合も日本で対処ができるように、最終の予防接種後〜渡航日まで1週間余裕を持ったスケジュールを組んでくださりました。
▶︎Step3:予防接種に行く&早寝早起きで体調管理
予防接種は体調が悪いと、お医者さんの判断で注射を打っていただけないこともあります。早寝早起きで日々の体調管理をしっかりと行いましょう。
「ドイツの生活に慣れるまで大変だろうから…」と
ドイツに行ってからしばらく予防接種に行かなくても良いようなスケジュール組みをしてくださりました。親身になって相談に乗ってくださった、かかりつけの病院の看護師さん、そしてお医者さんにはとても感謝です!
また、今回の予防接種ですが、
5回通院し5種類打っていただきました。
接種した予防接種の種類は以下5種類です。
- B型肝炎
- ロタウイルス(2回の接種で済むロタリックスを選択)
- 小児用肺炎球菌
- 5種混合
- BCG
肺炎球菌とB型肝炎のみ、スケジュールの関係上接種しきれなかったので、ドイツに到着後接種を進めました。
また、生後いつ頃、健診や予防接種を受けたかについては、
以下まとめていますので、ぜひ参考にされてください。

まとめ
今回は、「ドイツ渡航前の0歳児の健診&予防接種」について紹介させていただきました。
我が家の場合は子供が生後3ヶ月の際に渡航でしたので、上記のようなスケジュールになっていますが、生後半年後、1年後となるとまた接種スケジュールも変わってくるかと思いますので、かかりつけの病院に必ずご相談をされるようにしてくださいね。