ドイツへの引っ越しで重要なのがビザの取得。
事前に日本でビザを取得される方もいらっしゃるかと思うのですが、今回私たち家族は、日本ではなくドイツに入国してから取得を行う予定です。
夫の海外赴任に帯同するということで、EUブルーカードの家族帯同ビザを渡航後申請しにいく予定です。
夫からは、渡航前に集める資料は無いよ〜と言われていたので、「準備するものがないから渡航前に予定を詰めちゃえ!ゆっくりできるー!」と余裕をかましておりましたが、日本で予め必要書類を集めておいた方が良いということを知ったのは、渡航する2週間前…。
Instagramでできたお友達と連絡を取っていた際に、ふとした話から教えていただいてびっくりで、急いで書類を集めました( ; ; )笑(教えていただいて本当にありがとうございました…!泣)
同じく全員日本人の家族で、渡航後にEUブルーカード保持者の家族帯同ビザを取得される皆さんには、渡航前に慌てて書類集めをしていただかなくても良いように、渡航前に手続き関連でしておいた方が良いことをまとめましたので、少しでも参考になれば嬉しいです^^
EUブルーカード保持者の家族帯同ビザの手続き in JAPAN
Step1:EUブルーカード保持者の家族帯同ビザに必要な書類を確認する
まずは、以下サイトにEUブルーカード保持者の家族帯同ビザに必要な書類が記載されています。
必要な書類が多いので、事前に目を通しておくようにしましょう。
日本国籍を有する方の場合、結婚証明書ならびに出生証明書の代わりに戸籍謄本を用意する必要があります。結婚証明書は渡航後ドイツにて取得を進めることになりますが、戸籍謄本は日本で準備しておいた方が手続きがスムーズになるかと思います。また、戸籍謄本には、アポスティーユと認証翻訳を添付する必要がありますので、まずはその準備を進めていきましょう。
Step2:アポスティーユの申請に必要な書類を集める(所用期間:1日)
上記アポスティーユの申請に必要な書類はこちらからご確認ください。
必要な書類は主に以下の4点になります。(代理人の申請でない場合は必要書類は3点になります。)
- 証明が必要な公文書(発行日より3か月以内の原本)
→こちらに記載されている例の中から公文書の取得を進めましょう!私はビザの申請書類に記載されていた戸籍謄本を取得しました。
- 申請書
- 委任状(代理人の方による申請のみ)
- レターパックライトなどの返送用封筒(返送先は必ず記入しておいてください!)
必要書類が確認できたら、準備を進めていきましょう…!私は、以下の流れで書類の取得を進めました!
①市役所もしくはコンビニで必要書類を取得
アポスティーユを発行する必要がある場合、発行依頼をする際に戸籍謄本や住民票の原本が必要になります。今回私は戸籍謄本を取得希望だったため、市役所へ転出届を出すついでに取得をしてきました!市役所もしくはコンビニで必要書類の原本を取得しましょう!
②コンビニで申請書を印刷&申請書類の作成
アポスティーユの申請には申請書の提出も必要です。こちらのサイトから資料をダウンロードして、印刷を進めるようにしてください。
アポスティーユの申請書ですが、下の方に「書類発行者の公印名/肩書き」「発行者氏名」「発行者年月日」という項目があります。こちらに何を書けば分からなかったので、担当に問い合わせたところ、例えば戸籍謄本を提出するのであれば、戸籍謄本の一番最後のページに記載されている「発行した市役所の名前」「発行者氏名」を記載するということでした。
以下、戸籍謄本を申請書類として提出する際のアポスティーユ申請書への記載する内容についてまとめましたので、参考にされてください!
アポスティーユ申請書 戸籍謄本
●書類発行者の公印名/肩書き ← 書類を発行した市役所名/発行者の肩書き
●発行者氏名 ← 書類を発行した人の氏名
●発行者年月日 ← 書類が発行された年月日を記載
③郵便局でレターパックライトを2部購入
今回は急ぎの申請だったので、私は以下の2つ用に2部レターパックライトを購入しました^^
レターパック2部の使い道は以下の通りです。
・これからアポスティーユ申請用に送る用
・アポスティーユの返送用
Step3:外務省にアポスティーユの発行を依頼(所用期間:5日間)
全ての書類が揃ったら、申請書類をお近くの外務省に送付してください。外務省は、外務本省(東京)と大阪分室の2拠点にあります。送付先の住所が記載されているページはこちらになりますので、どちらかへの発行依頼を進めてください。
また、今回、少し急ぎなので早めに返送していただきたいんですが…と問い合わせ時に相談したところ、一筆急いでいる旨記載をしておけば、混雑時にも少しは配慮いただけると思うと言われました。考慮いただけるかは分からないのですが、今回は急ぎなので、念の為一筆最短で発送希望の旨記載をして送付をしてみました…!
一筆を添えたおかげか、火曜日発送で土曜日にはアポスティーユが無事に届きました…( ; ; )!!
皆さんも急ぎの場合は、一筆添えてお送りするようにしてみてください…!
Step4:アポスティーユの認証翻訳の依頼(所用期間:5日間)
アポスティーユが無事に届いたら、次は認証翻訳を依頼しましょう!
今回私は、夫の前任の方も依頼をされていた池田ビルギットさんという方にお願いしました。まずは電話で問い合わせ、渡航日を伝えそれまでに返送いただけるか確認したところ、届き次第早急に送れば渡航日までに返送可能とのことでしたので、土曜日に届いたアポスティーユ付きの戸籍謄本を日曜日に送付しました。送付後すぐに対応をしてくださり、木曜日には手元に届きました!無事に渡航前に間に合って安心です( ; ; )
翻訳士の方に依頼されて送付した資料はこちらです。翻訳士の方によって準備するものが変わる可能性がありますので、詳しくは依頼される翻訳士の方に確認されてください。
・アポスティーユ付きの戸籍謄本の原本 1部
・戸籍謄本のコピー(名前や住所に振り仮名を記載する) 1部
・返送用のレターパックライト 1部
・送付状(急ぎの旨と何か質問があったときに連絡の取れる連絡先を記入) 1部
今回は至急仕上げで依頼をしたので、少し費用は高くなりましたが21,600円で早急に対応をしていただけました。以下料金の内訳です。
【合計金額:21,600円】
翻訳料金:15,000円
認証料金:3,600円
至急仕上げ:3,000円
今回依頼した翻訳士の方の情報は、こちらのサイトに記載がされています。他の翻訳士の方の情報も掲載されておりますので、認証翻訳を依頼される方は、ぜひ参考にされてください!
Step5:ビザ用の証明写真の準備
アポスティーユと認証翻訳が無事に手元に届いたら安心!ですが、今回のぎりぎり発覚で少しびびっていた私は、日本でできることはしておきたいということで、ご友人からビザ用の証明写真の印刷もしておいた方が良いと助言いただいたので、証明写真も子供の分も含め3人分印刷しておきました^^
証明写真は、自宅で証明写真アプリで写真を撮り、近くのコンビニで印刷しました^^ファミマで印刷しましたが、1枚あたり200円でした!(安い!)
こちらのサイトを参考にされてください^^
皆さんも不安な方はビザ申請用の証明写真を日本にいらっしゃる間にご準備いただくのが良いかと思います!
まとめ
実際に、EUブルーカード保持者の家族帯同ビザの手続きはこれからになりますが、日本で予めやっておいた方が良いこと、ぜひ参考になさってください。
渡航後の帯同ビザの申請については、申請後に改めて情報をまとめたいと思っています!
上記の資料は最悪ドイツに渡航後でも集められる資料ですが、ドイツ渡航後は、他にも手続きがたくさんあったり、ドイツでの生活に慣れるまで時間もかかると思うので、日本でできることはやっていった方が安心ですよね!
日本で予め準備していけるものは準備していきたい!という方の参考になれば幸いです。みなさんは余裕を持ってご準備されることをオススメします( ; ; )!!笑
他必要な手続きややることリストについては、以下の記事でもまとめているので、こちらも参考にされてください^^
きち☀️