皆様はBacharach(バッハラッハ)という街をご存知ですか?
私も今まで聞いたこともない知らない街だったのですが、世界文化遺産の「ライン渓谷中部上部」のエリア内にある街で、ワイン畑に囲まれたとても小さなこじんまりとした街です。
今回は、Bacharachの観光スポットについてまとめてみました。
小さい街ですが魅力がたくさん詰まっている街ですので、
ぜひ皆さんも一度は訪れられてみてくださいね。
Bacharach(バッハラッハ)について
Bacharach(バッハラッハ)は、ライン川沿いにあるという事で、古くからブドウ栽培とワイン商業の中心地として栄えてきた街です。
街に訪れた当日も、ライン川には大きな貨物船が何度も行き交っていました。

また、中世にはワインの名産地として世界中に名が知られたということもあり、街全体はブドウ畑にぐるっと囲まれています。

バッハラッハの街並み
まず、バッハラッハを訪れてみて感じたこと、それは、あまり知られていないからか観光客が少ないので、人混みがないということ。観光地を訪れると人混みが多くて大変&疲れてしまうので、子連れにはとても嬉しい場所でした。
ただ、丘の上のお城やブドウ畑付近を散策するには階段がたくさんあるので、赤ちゃん連れの方は抱っこ紐で行かれることをおすすめします。
さて、バッハラッハに到着し、駐車場からバッハラッハの街へ向かって歩いていくと、街に入る前にトンネルが登場。
映画の世界に出てきそうで、
「この先には何が出てくるんだろう…?」とワクワクしますね。

このトンネルを抜けた先には、本の写真にも載っていた教会が早速目の前に登場しました。建物の色味が、茶色・黄色・オレンジ色とシンプルでシックにまとまっていました。

さらに奥に進んでいくと、
クリスマスツリーやお店などもずらっと並んでいました。
ライン川沿いで最も有名な中世の木骨造りの家の1つ
「Altes Haus」も見ることができました。
1368年からの歴史を持つ建物だそうです。

今回は土曜日に行ったので街中はシーンと静まり返っており、
レストランやワイナリーもオープンしておらずでした。
過去にワインの名産地としても知られていたとのことなので、
次回行く機会があれば、ワインも楽しみにレストランやワイナリーも訪れてみたいです。
Wernerkapelle(ヴェルナー礼拝堂)
バッハラッハの街を通り抜けて行くと、
教会の隣に「Wernerkapelle(ヴェルナー礼拝堂)」や「 Burg Stahleck(シュタールエック城)」へ続く道を発見。
早速階段を登り、
「Wernerkapelle(ヴェルナー礼拝堂)」向かってみました。
少し階段を登っていくと、建物が見えてきました。

近くまで行ってみると、礼拝堂の一部分しか残っていませんでしたが、とても大きくて迫力があり、歴史を感じる雰囲気が漂っていました。


教会の隣には以下のような表記がありました。
1289年から1430年にかけて建設されたドイツのゴシック建築の教会の遺跡。
ロマン主義時代には、この礼拝堂はドイツにある遺跡の中で最も素晴らしく、最も高貴なものと考えられていた。
修復等重ね保護されてきた理由は上記のように考えられてきたからだけではなく、今日までキリスト教徒とユダヤ教徒の間に兄弟としての念を抱かせるためだ。
ゴシック建築の教会で、歴史的にもとても重要な教会みたいです。
Burg Stahleck(シュタールエック城)
Wernerkapelleを見てからまだ山を登っていくと、
「Burg Stahleck(シュタールエック城)」に到着しました。
お城ですが、現在はリーズナブルに泊まれる古城ユースホステルとして使用されています。
ホテルだけでなくレストランもありました。

結構階段を登った丘の上にそびえ立っているため、
お城から見えるライン川の景色はとても綺麗でした。
後ほど遠くから見てみたお城はこんな感じでした。
屋根がちょこんとついていて可愛らしい雰囲気のお城です。

Postenturm(見張り塔)
最後に向かったのは、「Postenturm(見張り塔)」。
傾斜のあるワイン畑をまっすぐ進んで行った一番奥にあります。
鍵が閉まっており建物の中には入れずでしたが、見張り塔というだけあり、塔のある場所からは街全体を見渡すことができました。
教会、Wernerkapelle、 Burg Stahleck、そしてライン川の
全てが見渡せる場所です。


まとめ
今回は、バッハラッハの観光スポットについて紹介させていただきました。
バッハラッハはとても小さな街でしたが、重要な歴史ある建物があったり、大きなライン川が綺麗に見えたりと、散策しているととても楽しく、あっという間に1日が過ぎてしまう魅力いっぱいの街でした。
ぜひ皆さんも、
魅力がたくさん詰まったバッハラッハを一度は訪れられてみてくださいね。