ロマンチック街道で有名な、「ローテンブルク・オプ・デア・タウバー」。
街に入ると絵本から飛び出してきたような世界観が広がっていて、日本人にも人気の観光地です^^
ロマンチック街道も一度は見てみたいものの、子供に楽しんでもらえるようなコンテンツを…と観光場所を探していたところ、「Deutsches Weihnachtsmuseum(クリスマス博物館)」という場所をたまたま発見!半年前からずっとクリスマスを楽しみにしている長女にとっては、とても良い場所だと思い、今回行ってみました。
実際に行ってみて、博物館でクリスマスの歴史を知ることができるだけでなくショップも充実しており、ぜひクリスマス前にドイツに来た方、ドイツにお住まいの方には、一度は行っていただきたい場所でした!
以下クリスマス博物館とローテンブルクの観光についてまとめてみましたので、今後訪問される方の参考になれば嬉しいです^^
\\こんな方にオススメ!//
・クリスマス前に、クリスマス感を存分に愉しみたい方
・クリスマスのオーナメントを購入したい方
・ロマンチック街道以外の観光情報について知りたい方
ローテンブルクのDeutsches Weihnachtsmuseum(クリスマス博物館)
今回の一番の目的は、「Deutsches Weihnachtsmuseum(クリスマス博物館)」!
まず、こちらの博物館ですが、建物に入ってすぐに博物館のチケット販売所があるのではなく、クリスマスグッズがたくさん販売されているショップの中に入り少し奥に進んでいくと博物館の入口がありました。
初めは、「あれ違う場所に入ってしまったかな?」と迷われるかもしれないのですが、ショップの中に入口がありますのでご安心ください…!
まずは、こちらの「Deutsches Weihnachtsmuseum」と記載されている緑色の建物から入っていきました!
入り口には、くるみ割り人形が!ここで記念撮影も撮れちゃいます^^
中に入ると、早速クリスマスツリーが展示されていたり、オーナメントや他にもたくさんのクリスマスグッズが販売されているショップになっていました。訪れたのは、12月のクリスマス前ということもあり、クリスマスのオーナメントを購入しにきている人や観光客の人たちでとても賑わっていました!
さて、こちらのショップを少し奥に進んでいくと、青い博物館の入口が登場します。少し入口が分かりづらかったですが、博物館エントランスの表示がありましたので、入り口に進まれてみてください。
博物館のチケットは大人1人あたり5€、子供は6歳以下は無料でした。
ショップの混雑具合を見ると、博物館も混み合っているかな?と想像していましたが、博物館の方はとても静かで空いていて、ゆっくりと家族でまわることができました!
入り口に入ると、早速キリストの誕生の絵が飾られていました。
クリスマスとは、イエス・キリストの降誕祭。キリストは今から約2000年前、ユダヤのベツレヘムの馬小屋で、聖母マリアのもとに生を受けました。この生誕をお祝いする日がクリスマスです。
このキリストの誕生を祝うクリスマスは、4世紀の12月25日に定められ、最初のクリスマスは397年にコンスタンティノープルで祝われたと絵の横に記載がありました。
クリスマスの歴史はとても長く、約2000年前からずっとお祝いされてきたんですね!
更に進んでいくと、過去のツリーが展示されていました。もみの木にりんごや木でできたオーナメントが飾ってあったり、更に進んでいくと銀色だらけの飾り付けがしてがあったりと、時代を経て今の多種多様なオーナメントが出来上がったんだなぁと感じました。
更に奥に進んでいくと、ツリーやサンタクロース、ニコラウスの展示もありました。
こちらは、ニコラウスとサンタクロースの展示。
サンタの割には無愛想な顔をしているのでびっくりしましたが(笑)、展示の説明を見てみると、以下のような説明がありました。
ニコラウスは召使いとしてクネヒト・ループレヒトを従えていたが、この召使いはいたずらな子供を懲らしめるために鞭と袋を携えた恐ろしい人物だった。ニコラウスは次第に「聖なるキリスト」に取って代わられ、「キリストの子供」へと発展し、19世紀初頭のサンタクロースの「クリスマス神父」の姿へと変化した。
1920年代〜30年代にかけては、クネヒト・ループレヒトの要素を取り入れた、どちらかといえば無愛想なサンタクロースが誕生した。
ドイツでは、12月6日が聖ニコラウスの日でニコラウスやクリストキント、12月25日がクリスマスでサンタクロースがやってきます。
ドイツに来て初めて聖ニコラウスの日について知り、馴染みのない私は正直別人かと思っていましたが、ニコラウスが現代のサンタクロースへ変化をしていった歴史を初めて知りとても面白いなと思いました…!
ちなみに、ニコラウスやサンタクロースだけでなく、いたずらな子供を懲らしめるクランプス、クネヒト・ループレヒトの展示もありました!日本の節分の赤鬼と同じで怖いですね…( ; ; )!
他にも有名なくるみ割り人形の展示もありました^^
展示の最後には、クリスマス前の期間だったからか展示ではないクリスマスツリーがあり、自分で好きな絵や文字を書いてオーナメントとして飾ることができました^^子供もとても喜んでいたので、クリスマス前に行かれた方はぜひ書いて飾ってみてくださいね!
こちらの博物館見学が終わってからショップも見てみようということで、ショップも見てきました。多くの人で賑わっており、大きなツリーやクリスマスマーケットでもよく見かける置物が飾ってありました。
ショップは博物館以上にとても広く、博物館での見学も合わせて全て回りきるのに3時間くらいはかかりました…!
クリスマス博物館はクリスマスの歴史を学ぶことができて、ショップも充実しておりとても素敵な場所でした!クリスマスについて、ドイツに来ていなければきっとこんなに詳しく知ることができなかったと思うので、今回ローテンブルクで詳しく知ることができてとても嬉しかったです。
クリスマスの歴史についてこの機会に知ってみたい!、クリスマス前にクリスマス感を存分に愉しみたい!という方は、ぜひ行かれてみてくださいね^^
↓↓Deutsches Weihnachtsmuseum(クリスマス博物館)の場所はこちら↓↓
ローテンブルク観光 ★おまけ★
今回ローテンブルクに初めて行ってみましたが、街並みだけでもとても可愛くて大満足の1日でした。上記クリスマス博物館と合わせておすすめしたい場所や食べ物についても少し紹介させていただきます。
ローテンブルクのクリスマスマーケット
11月末〜12月23日までは、クリスマスマーケットも開催しています。上記で紹介した「クリスマス博物館」の近くで開催されているので、博物館でクリスマスの歴史を知ってから行ってみると更に楽しめるかと思います^^
ローテンブルクのクリスマスマーケットは、街並みがとても素敵なので、お昼はもちろん夜だと更にロマンチックで綺麗なんだろうなと思いました!
ロマンチック街道
有名なロマンチック街道も一度は見てみたい!ということで見てきました。
天気がそんなに良くなかったので、よくあるモデル写真のような風情ある感じに撮影はできませんでしたが…(笑)、カラフルでとってもワクワクする街並みでした^^
ローテンブルクの名物菓子Schneeball(シュネーバル)
ローテンブルクに行ったらぜひ食べていただきたいのが、この「Schneeball(シュネーバル)」!甘い物好きな方にはもってこいの最高に甘いお菓子です^^!
今回私はこちらのDillerというお店のものを食べてみたのですが、フレーバーの種類が豊富でとても美味しかったです!
プレーン味はもちろんのこと、ホワイトチョコ&ナッツ味、チョコレート味、ホワイトチョコ&シャンパン味、いちご味、ピスタチオ&マジパン味などなどたくさんあってどれにしようか迷いました!
今回私が選んだのは「ホワイトチョコ&ナッツ味」!クッキー生地にホワイトチョコがコーティングされており、所々、中にナッツクリームが入っていてとても美味しかったです♡
今回購入してすぐにそのまま食べたので、そのまま食べるとボロボロと落ちてしまって食べづらい印象でしたが、後ほど食べ方を調べてみると割ったり潰したりバラバラにしてから食べるのが本場流のようです(笑)!
ドイツの有名なお菓子なので、ローテンブルクに行かれた際はぜひ食べられてみてくださいね。
まとめ
ローテンブルク、有名どころということもあり、大人も子供もとても楽しめる街でした!クリスマス前に行ったからこそ、クリスマス博物館、クリスマスマーケットどちらも楽しめたので、ぜひクリスマス前にも行かれてみてくださいね^^
他ドイツやヨーロッパでの観光については、以下の記事でも紹介しています。ぜひこちらも覗いてみてください!