海外に転出するにあたって必要なのが、銀行の解約手続きや転出手続き。
手続きには必要な書類があったり、時間をとって窓口に行かないといけなかったりと本当に大変ですよね。
今回、私は引っ越しするにあたって銀行口座をほとんど解約したのですが、「ゆうちょ銀行」だけ唯一継続保持の手続きを行いました。
日本に在住している方で保持している方も多いであろう「ゆうちょ銀行」。
通常は長期で海外に転出をする際は解約をする必要がありますが、ローンの支払いや日本の会社から給与を振り込んでもらう等の特別な理由がある場合は海外転出後も口座の継続保持が可能になります。
ただ、今回手続きをしてみて、結論継続保持はできますが、手続きにはとても時間がかかり面倒なことが発覚しました(笑)
特別な理由がない限りは、海外でも使用ができる他銀行口座を新たに開設する方が楽かもしれません!
ただ、ゆうちょ銀行の口座を絶対に引き続き保持しておきたい!という方もいらっしゃるかと思います。そんな方は以下の手順で継続保持の手続きができたので、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
\\こんな方に読んでいただきたい//
・「ゆうちょ銀行」の銀行口座を海外に行っても継続保持しておきたい
海外転出にあたっての「ゆうちょ銀行」の継続保持手続き
海外渡航中に代理人になってもらう人に連絡&郵便局に一緒に行く日を決める
ゆうちょ銀行を継続保持する場合ですが、日本在住の代理人を立てるための申請が必要になります。
ゆうちょ銀行のこちらのQ&Aにも記載されていますので、参考にしてください。
今回、私は、郵便局に直接行く前に、海外に住む場合もゆうちょ銀行の継続保持ができるか近くの店舗に電話をしたのですが、日本在住の代理人と一緒に店舗に来てもらった方が手続きがスムーズだと助言をいただきました。(代理人の印鑑があれば最悪手続きはできるとのことでしたが、私は何度も郵便局に伺うのが面倒だったので、代理人の親に郵便局に同行してもらいました…!)
また、基本的には銀行の継続保持ができないとのことでしたが、ローンの支払いや日本の会社から給与を振り込んでもらう等の特別な理由があれば継続保持が可能とのことでした。(今回私の場合、ローンの支払いがまだ残っておりゆうちょ銀行を使用したかったので、その理由を話したところ継続保持の手続きができるとのことでした。)
二度手間にならないよう、
●自分の住んでいる場所の近くにある郵便局に、継続保持をしたい旨を連絡する
●口座継続保持のOKをいただけたら、代理人になってもらう人に連絡を取り、郵便局に一緒に行く日を決める
上記を、郵便局に行く前に進めていただいた方が良いかと思います!
また、上記代理人の申請ですが、手続きに以下の持ち物が必要になりますので、郵便局に一緒に行く日が確定したら、当日は忘れずに持参をするようにしてください!
●継続保持をしたいゆうちょ銀行の通帳とキャッシュカード
●代理人の印鑑
●海外の居住先の住所が分かる書類(引越し先の住所が記載されている辞令書や海外転出の旨が記載されている住民票)
代理人と一緒に郵便局の店舗に直接伺う&手続きをする
事前準備が完了したら、代理人と近隣のゆうちょ銀行の窓口に伺って、海外へ転出をする旨と口座の継続保持をしたい旨を伝えてください。
上記要望を伝えると、継続保持に必要な書類を窓口の方が準備してくださります。
代理人の申請ですが、「代理人用のキャッシュカードの手続きも必要か?」確認をされます。代理人に確認し、もしカードの発行が必要であれば代理人用のキャッシュカードの申請も一緒に行うようにしてください。
私は、もしもの時に口座を確認してもらえるように、代理人用のキャッシュカードの申請も行いました。代理人用のカードは、口座を保持している本人に後日書留郵便で届き、本人から代理人へ渡すように言われました。
申請後、カードは2週間後には手元に届きましたので、早めに手続きをすれば代理人にキャッシュカードを渡す猶予もありますのでご安心ください^^
私は代理人である母の仕事の都合もあるので、先に代理人設定の手続きだけしにいったのですが、後々海外転出の手続きにあたり、「海外の居住先の住所が分かる書類」を用意するのに、とても難航しました…( ; ; )
引越し先の住所が記載されている辞令書を発行していただける会社ならそちらを提出すれば良いのですが、今回私の場合、夫の会社ではそのような辞令書をいただけなかったので、海外転出の旨が記載されている住民票を取り寄せる必要がありました。
しかし、こちらの海外転出の旨が記載されている住民票ですが、海外転出の手続きを市役所でしたらすぐに発行されるものと思っていましたが、実際に自分達が海外転出をするその日にならないと発行ができないとのこと。。今回転出をするのは祝日なので、発行できない…となり、代理人の母にも手伝ってもらい以下の手続きを進めました。
●出国前に委任状を予め記載し、代理人の家族に渡しておく
●自分自身が海外転出をした後、国名が書かれた住民票を市役所に発行をしてもらう
●その住民票を持って郵便局の手続きをしてもらう
私のように、自分が転出した後代理人に手続きをお願いする場合は、以下の持ち物や情報が必要とのことでしたので、同じご状況になられている方はご参考になさってください。
【必要なもの】
・委任状
・住民票(転出先の国名が記載されているもの)
・通帳(キャッシュカードは無しでOK)
・代理人の申請をした際に使用した印鑑
・代理人の本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証)
【必要な情報】
・引っ越し後の海外の居住住所
・居住地国の納税者番号
まとめ
以上が「ゆうちょ銀行」の口座継続保持の流れでした。
また、銀行の手続き以外にも海外転出前にやるべきことはたくさんあるかと思います…!
引越し前にやるべきことや荷物配送の件については、以下の記事でも詳しく紹介しておりますので、ぜひご一緒にご確認ください^^
きち☀︎