ドイツに来てから驚いたことは、ドイツでは「かかりつけ医」という概念があるということ!
日本でもかかりつけ医を幼稚園や保育園で聞かれる場面はありますが、基本どの病院でも予防接種をしていただくことができますよね。
しかし、ドイツでは「かかりつけ医」をつくらないと予防接種を受けることができません…( ; ; )
今回は、ドイツのかかりつけ医の手続きの方法についてまとめてみました。
私たちは小児科側のミスもあり、手続き完了までに2ヶ月かかりました…笑
手続きには時間を要することもありますので、以下を参考にぜひお早めに進められてくださいね!
\\こんな方に読んでいただきたい//
・今後小さいお子さんを連れてドイツに渡航されかかりつけ医を見つけられる方
・ドイツ語のワクチン名が知りたいという方
子供のかかりつけ医の手続き&予防接種のドイツ語ワクチン名
近隣の小児科を探す
まずは自分の家の近隣にある小児科を調査しましょう!
日本と異なりドイツのお医者さんは、大きな看板などは出しておらずアパートの1室などにあり、これ本当にお医者さんの看板なのか?というくらい小さい看板にお医者さんの名前が表記されおりとても分かりづらいです…。Google map等で近所の小児科を探してみたり、近隣にお住まいの方と繋がっていたら、おすすめの小児科を聞いてみるのをおすすめします!(私も近隣にお住まいの方に確認して小児科を教えてもらいました…!)
小児科に電話 or 直接訪問し、かかりつけ医の登録をしたい旨を受付に伝える
かかりつけ医にしたい小児科が見つかったら、まずはその小児科に電話か直接訪問をし、かかりつけ医の登録をしたい旨を伝えましょう。受付のスタッフの方が登録にあたって必要な手続きを教えてくださります。
私たちが登録をした小児科は、電話で問い合わせをしたところ母子手帳を持って小児科に訪問するようにお願いをされました。
夫に、母子手帳を持って小児科に行ってもらったところ、まずは母子手帳に記載されているワクチン名をドイツ語に翻訳して持って来てほしいと言われました。
母子手帳のワクチン名をドイツ語に翻訳して小児科に持っていく
ワクチン名をドイツ語に翻訳する必要があるということで、夫の会社の方から実際にドイツで使用している母子手帳を共有していただき、日本の母子手帳と照らし合わせてドイツ語翻訳の記載を頑張りました…!
ドイツの母子手帳に記載がなかったワクチン名については、こちらのさいたま市の用語集サイトの情報を参考に翻訳を進めました。
以下、今回私が翻訳をしたワクチン名を表にまとめてみました。ぜひ今後ドイツにてかかりつけ医を登録される方は参考にされてください^^
予防接種のドイツ語ワクチン名
ワクチン名 | ドイツ語翻訳 |
---|---|
インフルエンザ菌b型(Hib) | Hib |
小児肺炎球菌 | Pneumokokken |
B型肝炎 | Hepatitis B |
ロタウイルス | Rotavirus |
ジフテリア | Diphtherie |
百日咳 | Pertussis |
破傷風 | Tetanus |
ポリオ | Poliomyelitis |
ヒブ | Haemophilus influenzae b(Hib) |
麻しん(はしか)、おたふくかぜ、風しん | Masern, Mumps, Röteln(MMR) |
水痘 | Varizellen |
インフルエンザ | Influenza |
BCG | BCG ※ドイツの予防接種表には記載なし |
日本脳炎 | Japanische Enzephalitis ※ドイツの予防接種表には記載なし |
ヒトパピローマウイルス | Humane Papillomaviren(HPV) ※ドイツの予防接種表には記載なし |
髄膜炎菌 | Meningokokken(Serogruppe eintragen) ※ドイツの予防接種表には記載あり |
また、参考までに…以下小児科の登録が完了したらもらえるドイツの予防接種手帳ですので、こちらもぜひ参考に母子手帳の翻訳をされてみてくださいね!(右手に記載のドイツ語が、ワクチン名になります…!)
また、病院の先生と話していて気付いたのですが、日本には西暦と和暦がありますので、病院によっては和暦で接種の年の記載をしているところもあります。ドイツの小児科の先生に、「母子手帳に記載がある冒頭の1は何?日付?」と聞かれたので、私も咄嗟の質問に何だ?と思ったのですがよくよく考えると令和1年の和暦ということに気付き西暦を先生に伝えました。母子手帳に和暦で記載がされているものは、事前に西暦に翻訳して記載しておくと話がスムーズかもしれません!
とりあえず手続きが完了するまで待つ&進捗状況を何度も確認する
ワクチン名をドイツ語に翻訳して夫に持っていってもらってから、2週間後には手続きが完了するので改めて来るように言われましたが、再度伺ったところ「まだ手続きは完了していないので2週間後に来るように」と案内をされました。
その後もう一度夫に行ってもらいましたが、それでもまだなので2週間後に…、そして3度目の正直かと思いきや、次は「名前や電話番号を書いてもらった紙を無くしてしまったのでまだ登録が進んでいない」とのこと…(ドイツあるあるなのでしょうか?笑)
再度名前と電話番号を伝え、1週間後、手続き開始から2ヶ月後にやっとのことで小児科の登録が完了しました…( ; ; )!無事に手続きが完了して本当によかったです!
手続きが無事に完了したので、子供2人の今後の予防接種をしたいことを小児科の先生に伝えると、次のスケジュールをとってくださり翌月に予防接種をしていただけることになりました。
手続き完了までの道のりは長かったのですが、手続きが完了するまで何度も進捗を確認して気長に待ちましょう!
まとめ
異国での病院の手続きは、言語が通じず「今忙しいから英語とドイツ語がしっかり話せる人を連れてきて」と突き返されてしまったり、専門用語がわからなくて理解できなかったりということで大変でした。
しかし、夫や夫の会社の方、近隣の友人の力を借りて無事にかかりつけ医の登録を完了することができました!1人でできることは限られているので、助けを求めながらも乗り越えていくことは大事だなと感じるこの頃です!
かかりつけ医以外の子供関連の手続き情報については、他記事でもまとめています!
保育園事情などについては以下の記事でまとめておりますので、こちらも参考にされてください^^
きち☀️