【ドイツの保育園・幼稚園事情】日本と同様に待機児童が多くて入れない!?

日本の子育て人気の地域に住んでいたら避けては通れない、保活や保育園待機児童問題。私も東京のベッドタウンに住んでいたことがあり、長女の保活は大変だったことを記憶しています。

保育園や幼稚園、異国のドイツに来たら大丈夫だろうと呑気に思っていましたが、実際のところドイツでも保育園の待機児童問題は深刻のようです。。。

この記事では、ドイツに来てから知ったドイツ現地の保育園・幼稚園事情についてまとめています。

日本に似ている部分もあるかもしれませんが、今後ドイツに住まれる方の参考になれば幸いです!

ドイツ現地の保育園・幼稚園事情

ドイツも日本と同じく待機児童が多い地域がある

今回私たちは、現地の保育園や幼稚園には、ドイツに住民登録をしてからしか申請ができなかったので、住民登録完了後に申請を進めました。

ドイツに入国後、住民登録をすぐに済ませ、夫の会社で保育園・幼稚園を探してもらいましたが、どうやら私たちが住む市は待機児童が多くて空きがない状況ですぐには入れないとのこと( ; ; )

こちらで知り合ったママさんの情報によると、私たちが住むシュトゥットガルト、ドイツ南部は比較的待機児童が多く、北部は待機児童が少なめだそうです…!お子さんをインターナショナルではなく現地の保育園・幼稚園に入れることをお考えの方は、掲示板等でお近くに住んでいらっしゃる方と早めに繋がり、自分たちの住む地域に待機児童が多いのか等お調べされることをおすすめします。

決定権限を持つ方に直談判してやっと動いてもらえる!

しかし、うちの娘は既に5歳で、通常であれば来年から小学生になる誕生月でもあるので、小学校に入る前に現地の保育園か幼稚園に入ってドイツ語に少しずつ慣れてほしい…

そう思い、こちらで知り合ったママさんに保育園のことを相談すると、市役所に保育園・幼稚園のことについて全ての決定権限を握っている方がいるとのこと。その方に「うちの娘は5歳で来年から現地の小学生に行きたいから幼稚園に入りたい!」と直談判してやっと動いてもらえると思うので、一度お話ししてみては?とのことでした。

私たちもその決定権限を握っている方に既に交渉をしていたのですが、まだ動いていただけていなかったので、夫の会社の担当者の方にもう一度その権限を握っている方に交渉をしていただき、やっとのことで11月から保育園に入園できることになりました…!

さすがドイツ…、こちらのドイツニュースダイジェストの記事にもありますが、人の力を借りながらしっかりと強めに主張をしないと動いてもらえないんだということを実感しました。でも、無事に通える場所が見つかってよかったです…!( ; ; )

今回の経験を経て、現地の方が持っている情報は有力だということに気付かされたので、市役所で受け入れていただけなかった場合は、現地にいらっしゃる方と繋がって、保育園に入れる方法などを調査されるのが良いかもしれません…!

TagesmutterやKinderkrippeもあり

保育園や幼稚園に入れない場合は、「Tagesmutter(ターゲスムター)」「Kinderkrippe(キンダークリッペ)」に子供を預けて働き、保育園・幼稚園の空きを待つ方もいらっしゃるようです。

「Tagesmutter」とは、日本語でいうと「保育ママ」。保育士や幼稚園教諭のような専門職の資格とは異なるもので、育児の好きな女性が一定の研修を経て、自治体からの認定を受けて自宅で乳幼児を預かる保育事業の1つです。

「Kinderkrippe」は、0歳児から3歳児までの保育園です。

5歳の子供も預かってもらえるのか相談をしたところ、どちらも3歳までの子供を対象としているため長女は該当せずでした。「Kinderkrippe」は日本でいう小規模保育園、そして「Tagesmutter」は小規模保育園の個人運営バージョンみたいな感じかもしれません。

今回、長女は5歳なので保育園・幼稚園に入りたいと直談判で通しましたが、もしお子さんが3歳以下と小さい場合は、TagesmutterやKinderkrippeを利用してお仕事に復帰をされても良いかもしれません。

まとめ

ドイツの保育園・幼稚園事情ですが、日本と同じく待機児童が多めということ、そして自分自身から主張をしていかないと保育の認定さえもしてもらえないということに驚きました…!

今後娘が小学生に上がっていくと、今以上に様々な難関がやってくると思うと、楽しみでもあり主張できるようにいち早く語学力をつけないと…と思っています!

ドイツの教育や保育園・幼稚園情報については、以下の記事でも紹介しています!ぜひこちらも参考にしていただけると幸いです^^

きち☀️