ドイツに来て思うのが、「ドイツ語がもっと話せるようになりたい…!」ということ。
ドイツで生活をしていると、私のように、そんなことを思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私自身、現在Berlitz Flexでもオンライン学習を進めていますが、現地の方達とも直接対面でコミュニケーションを取る機会を持ちたい!と思い、vhs(Volkshochshule)という市の運営するドイツ語学校に今後の自己投資として申し込みをしてきました…!
本日は、vhs(Volkshochshule)での手続きや講座の申し込み方法についてご紹介させていただきます。
あくまで私の住む市の手続き方法になるので手続きの流れ等異なる場合もあるかもしれませんが、少しでも参考になれば嬉しいです!
vhs、Volkshochshule(フォルクスホッホシューレ)の通い方
はじめに:そもそもvhsとは?
まずはじめに、vhsって何だ?と思われる方も多いかと思います。
vhsとは、Volkshochshule(フォルクスホッホシューレ)の略称で、ドイツの市民学校です。成人教育機関として主に市が運営しており、vhsのパンフレットやサイトには今回紹介する語学以外にも、スポーツや子供向けのイベントなどなど市民向けの色々な情報が掲載されています。
さて、このvhsには、ドイツに移民する方向けのドイツ語の「Integrationkurs」という通常の企業がやっている語学学校よりも語学を安価で学べるコースもあり、要件を満たせば格安で市民学校の授業を受けることができます。
私はこの「Integrationkurs」を受けたくて託児所付きのコースがあるかどうかをメールで問い合わせたのですが、一向に返信がなかったので、Instagramで直接学校に行ってみては?というアドバイスをいただき、直接vhsの窓口を訪問することにしました!窓口に行ってみて、とても順調に話が進んだので、ぜひメールの返答がないなと悩んでいらっしゃる方は窓口に行かれてみてください!以下私が手続きを完了するまでの経験談をまとめてみました…!
STEP1:vhsの窓口もしくはスーパー等でパンフレットをゲット or HPで情報をゲットする
まずは、自分の住む地域のvhsの情報をゲットしましょう!私の住む地域ではvhsの窓口に行かずとも、近くのスーパー入り口にたまたまパンフレットが置いてあったので、そのパンフレットをゲットしてそこからvhsの語学学校の情報を得ました。
もちろん以下のvhsのサイトにも、各地域の情報が掲載されています!
パンフレットかHPから情報を得て、どのコースを受けたいのかをまずは目星をつけておきましょう。
STEP2:vhsの窓口へ直接行く
どのコースを受けたいのか確定したら、自分の住む地域の近くにあるvhsの窓口に直接行ってみることをおすすめします! 直接話せるのでジェスチャーを使いながら話せる、そして英語が話せるスタッフの方ばかりなので、ドイツ語が分からなくてもコミュニケーションを取ることが可能なので安心です…^^!(私は英語もまだまだ話せませんが、それでも何とかコミュニケーションは取れました!)
窓口に行くと番号札を取るように言われ、番号札を取って自分の番号が呼ばれるまで待ちました。
自分の番号が呼ばれたら、部屋に入り担当者の方と面談をしました。託児所付きのコースがあるか確認したところ、私の住む地域では託児所付きのコースは開催していないとのことでしたが、毎週3日間、18:00から3時間のeveningコースならあると情報をいただけました。
託児所付きのコースについてメールでの返答を待っていましたが、直接であればすぐにその場で返答をもらえたので話がとても早かったです!
STEP3:Placementtestの予約を取ってテストを受ける
さて、希望の託児所付きのコースが私のいる市では開催されていないということで、今回は夫にも協力をお願いして、夫が仕事から帰ってきてからのeveningコースだったら通えそうと思いそのコースを受けたい旨担当者の方に伝えたところ、まずはPlacementtestを受ける必要があるので予約を取って帰ってくださいと言われました。
Placementtestとは何だ?という感じでしたが、聞いてみると、私が現状どのくらいのドイツ語能力があるかを見るテストとのこと。
1ヶ月後の午前中にテストがちょうど開催されるということで、希望の時間を予約してその日は帰宅しました。
ちなみに、赤ちゃんもいるので子供も連れて行っていいか聞いたら、渋々でしたがOKをもらいました。授業は子連れNGですが、テストは子連れOKでしたので、同じような状況の方も担当者の方に交渉してみると良いかもしれません!
STEP4:テストを受け結果をもらい、希望の時間帯のクラスを選択してAnmeldebestätigungをもらう
さて、1ヶ月後指定された時間に再度vhsの窓口に行き、テストを受けてきました!
窓口に到着すると、受付の方がその日テストを受ける方の名簿を持っており、名前とパスポートの確認をされました。以前vhsの担当者は特に何も持ち物について教えてくれていなかったので、パスポートを家に取りに帰り再度訪問。
パスポートを渡したら無事にテストを受けさせてもらえました!
vhsに行く際は、パスポートを一緒に窓口に持っていかれる方が良いかもしれません。
そして、ついにテスト!
テスト担当の先生に順番になったら呼ばれ、テストの部屋に案内されました。皆さん筆記テストを受けていらっしゃりましたが、結構自由な感じで、テストを受け終わったら先生に解答用紙を渡し、採点をその場で行い「あなたはA2コースね。」などとテストを受けている人の隣で普通に伝えるようなスタイルでした。(隣の方はB1コースを受けたかったようで、テストの結果がA2コースだったので、私はB1を受けたいんだと先生に交渉しているようでした…笑)
まずはテスト用紙に名前を書いて、私の語学力を見るスピーキングのような面談がありました。私は筆記試験にもまだ満たなかったのか?赤ちゃんがいたからなのか?A1コースを受けた方が良いとのことで、筆記試験はなしでA1コースに確定しました。
先生からA1コースと採点された紙をもらい、他の担当がこれからの案内をしてくれるということで、もう一度待合室へ。自分の番号が呼ばれて部屋に入り、受けたいコースの時間帯を聞かれたのでeveningコースを選択しました。
他にもパスポートやVISAの確認がありました。ブルーカードの帯同VISAや1年以上の滞在許可証を取得していればもう少し安くなったみたいですが、VISAまだ手続き中と伝えたところ、通常料金になるとのことで今回は通常料金で案内されました。(後日還付対応などしてもらえるか確認してみようと思います…。)
上記のようなコースの選択や手続きが全て完了すると、最後にはAnmeldebestätigung(申請の登録内容確認書類)が発行され、それを受け取って帰りました。
Anmeldebestätigungには、「受講するコース」「開催される場所」「受講料金」「必要な教材」「コース開催日程」などが記載されていました。
今回私の場合は割引無しで登録しましたが、割引無しでも、25日間100時間の授業で、390€と企業が運営している語学学校よりも安く通えることに感動しました!(シュトゥットガルト市内で通えそうな語学学校も参考に調べてみましたが、20日間だけでも600€と大分違う金額です…)
STEP5:請求書が自宅に届くので振り込みを進める
肝心な授業料の支払いですが、後日請求書が自宅に届くので振り込みをするように伝えられました。請求書が届いたら、振り込みの手続きを進めたいと思います…!
Anmeldebestätigungにはその場で支払いをするという選択肢の記載もあったので、vhsに直接支払いを希望の方はその方法でお願いしてみると良いかと思います。
まとめ
vhsの申し込みですが、今回、私自身英語やドイツ語がまだまだ理解できなくとも、何とか自分自身の力で申し込みまで無事に完了ができて、達成感を感じました^^
理解できないことがあったとしても、少しずつ調べたり誰かに助けを求めて教えてもらいながら、前向きに前進していければと思っています!
上記手続きの流れ等、私の体験談が少しでも今後申し込みをされる方の役に立てば嬉しいです!
今回紹介したvhs以外の語学学習についても色々と試しており、以下の記事で紹介をしています!自分自身に合う学習方法が見つかれば幸いです★
きち☀️